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神奈川県横浜でアスベスト調査を依頼する場合 （神奈川県横浜市解体ブログ）
みなさん、こんにちは。神奈川県横浜市で解体業をしております、株式会社サンライズのブログ担当です。
解体工事を行うにあたり、もっとも注意しなければならないもののひとつが「アスベスト（石綿）」の存在です。とくに築年数が経っている建物では、アスベストが使用されている可能性が高く、専門的な調査を事前に行わなければなりません。
なぜなら、アスベストは人体に悪影響を及ぼすことがあるため、誤って吸い込んでしまうと深刻な病気を引き起こすことがあるからです。しかし、アスベストの調査方法や依頼の流れは一般の方にはわかりにくく、不安に感じる方も多いのが実情になります。
この記事では、解体工事の前に必要なアスベスト調査の手順や注意点、依頼の方法などについて、できるだけやさしく、具体例を交えながら詳しくご紹介します。解体工事を安全に進めるためにも、アスベストについて正しく知り、確実な対応を心がけましょう。
■この記事の対象はこんな方
解体工事を検討されている方
アスベストの使用について調査を検討している方
■この記事を読むことで分かること
アスベストの基礎知識
解体工事におけるアスベストの調査方法
解体工事におけるアスベスト調査の依頼方法
解体工事におけるアスベスト調査の注意点
神奈川県横浜市でのアスベスト調査依頼の問い合わせ方法
アスベストとは？
アスベストとは、天然の鉱物からできた繊維状の物質で、耐火性や防音性、断熱性にすぐれているため、かつては建築資材として広く使われていました。たとえば、ビルや工場の壁材や天井材、屋根材、さらには配管の保温材など、さまざまな場所に利用されていたのです。
アスベストの問題点は、その繊維が非常に細かく、空気中に飛散したときに人が吸い込んでしまうと肺の奥深くに入り込み、長い年月をかけて健康被害を引き起こすということです。主な病気には中皮腫（ちゅうひしゅ）や肺がん、アスベスト肺などがあります。
このようなリスクを受け、現在では日本国内での使用・製造・輸入が禁止されています。ただし、2006年以前に建てられた建物にはアスベストが使用されている可能性があり、建物を解体する前にきちんと調査を行う必要があるのです。
さらにアスベストとは何かを知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
解体工事におけるアスベストの調査方法
解体工事を安全に進めるには、アスベストが含まれているかどうかを事前に正確に把握する必要があります。そのために行われるのが「アスベスト事前調査」です。
この調査にはいくつかのステップがあり、それぞれの工程で専門的な知識と技術が求められます。
書面調査（設計図や建材の確認）
まず最初に行われるのが「書面調査」です。これは、建物の設計図や建築当時の使用建材に関する資料を確認することで、アスベストが使用されている可能性を探る調査を指します。
たとえば、建設された時期や、どのメーカーの建材が使われていたかなどの情報をもとに、アスベストが含まれている可能性がある箇所を推測します。2006年以前の建物で、特定の吹付け材や断熱材、スレート材などが使われている場合には、アスベストの可能性が高まるのです。
現地調査（目視確認）
書面調査の結果、アスベストが使われている可能性があると判断された場合には、現地での目視調査が行われます。専門の調査員が建物内外をくまなく確認し、疑わしい建材の位置や範囲、劣化状況などをチェックするのです。
目視だけでは判別できない場合もあるため、次の段階としてサンプリング調査が必要となることもあります。
サンプリング調査と分析（検体採取と検査）
疑わしい建材については、実際にサンプル（検体）を採取し、専門の分析機関に依頼してアスベストの有無を調べます。この分析方法は下記の2種類です。
定性分析（アスベストが含まれているかを調べる検査）
定性分析は、建材にアスベストが「含まれているか・いないか」を判定するための検査です。偏光顕微鏡（PLM）や位相差顕微鏡（PCM）を用いて、サンプル中の繊維状物質を観察し、アスベストの特有な光学的性質や結晶構造から判定します。
この分析によって、以下のような判断が可能です。
アスベストが明らかに含まれていない（非含有建材）
アスベストが含まれている（含有建材）
判定困難な場合は、追加検査が必要（透過型電子顕微鏡による高度分析 など）
定性分析は、あくまでも「存在の有無」を確認する目的で行われ、法律上もこの段階で除去や届け出が必要かどうかの判断が下されます。
定量分析（どのくらいの割合でアスベストが含まれているかを調べる検査）
定量分析は、建材中にアスベストがどれくらいの割合（重量パーセント）で含まれているのかを測定する検査です。主に「X線回折装置（XRD）」や「電子顕微鏡（SEM）」などを用いて、科学的・数値的に分析します。
定量分析の主な目的は以下の通りです。
アスベスト含有量が0.1％を超えるかどうかを確認（法規制の基準値）
廃棄物処理時の分類（特別管理産業廃棄物に該当するか）の判断材料とする
アスベストの飛散リスクや除去作業時の安全対策レベルの決定
とくに、分析結果でアスベスト含有率が「0.1％超」であった場合は、法令上の「アスベスト含有建材」に該当し、除去作業には専門資格を持つ作業員の配置や、防護設備、届け出の義務が発生します。分析には数日かかる場合もありますが、これによりアスベストのリスクを科学的に把握することができるのです。
結果の報告と対応計画の策定
分析結果が出たら、調査報告書が作成され、施主や施工業者に提出されます。この結果に基づき、アスベスト除去が必要かどうか、どのような対応が必要かが判断されるのです。
必要に応じて行政への届け出も行い、適切な除去計画を立てることになります。
解体工事におけるアスベストの依頼方法
アスベストの調査や除去を行うには、専門的な知識と資格を持った業者への依頼が必要です。以下に、依頼の具体的な流れをご紹介します。
業者選び
まずは信頼できる調査業者を選びましょう。インターネット検索で実績のある企業を探したり、建設業者からの紹介を受けたりする方法があります。
また、各都道府県にはアスベスト調査の認定業者が登録されていますので、自治体のホームページなどから確認するのもおすすめです。
見積もりの取得
複数の業者に問い合わせて、調査内容や費用の見積もりを出してもらいます。一般的な戸建住宅の場合、書面・現地調査でおおよそ5万円前後、検体分析が1サンプルあたり3万円〜6万円ほどが相場です。
建物の規模や調査範囲によって費用は増減します。
契約と調査の実施
見積もりや対応内容に納得できたら契約を結び、調査を実施してもらいます。調査は建物の立地や規模によって数日から1週間ほどかかる場合もあるでしょう。
報告書の受領と次のステップ
調査完了後には報告書が提出されます。この報告書をもとに、アスベスト除去の要否を判断し、解体業者とも連携を取りながら次の工程に進むのです。
神奈川県横浜市でアスベスト調査依頼の問い合わせ方法
現在神奈川県横浜市でもアスベスト調査の問い合わせ方法は複数ございます。神奈川県横浜のみなさまの中にはどの問い合わせ方法が早いのか、分かりやすいのか、どういう方法で問い合わせをしようか悩まれている皆様もおられるのではないでしょうか？
神奈川県横浜でアスベスト（石綿）事前調査の問い合わせ方法は下記のような方法があります。
電話
株式会社サンライズでもその他神奈川県横浜のアスベスト業者、解体業者の中でも問合せ方法が一番多いのが電話での問い合わせです。ですが、アスベスト調査に関する問い合わせを何度もしたけれど電話が繋がらないといったケースもあります。
また、神奈川県横浜の解体業者に直接電話はあまりしたくない、電話番号をすぐ知られたくないといったケースでは他の問い合わせ方法を検討すると良いでしょう。
HPの問い合わせフォームorメール
神奈川県横浜の解体工事業者のホームページでも多いものが、問合せフォームといった簡単な情報を入力し送信することができる方法になります。こちらは神奈川県横浜の解体工事業者から返信がある為、メールアドレスが必須です。
しかしながら、電話番号入力が任意な業者も多く、直接電話をしなくてもアスベスト（石綿）調査に関する相談、問合せをすることが可能です。また、解体業者のホームページに、問い合わせ用のメールアドレスを記載している会社もあります。
その場合、メールでアスベスト（石綿）調査に関する相談、問合せをすることが可能です。
FAX
アスベスト（石綿）調査に関する問い合わせを、FAXにて行われるお客様もおります。解体工事業者のホームページでの問い合わせフォームやメールではなく、FAXで依頼することも可能です。
LINE
普段神奈川県横浜市のみなさまの中で、最も利用されている連絡手段はLINEではないでしょうか？弊社サンライズや、他の解体工事業者でも会社の公式LINEを作っている会社も多いです。
普段使い慣れているLINEでもアスベスト（石綿）調査に関する問い合わせをすることが可能となっています！☆株式会社サンライズ公式ライン
最近ではInstagramで様々なことを検索する時代の流れとなっていますよね！神奈川県横浜の解体工事業者でも会社専用のアカウントを作っている業者も多いです。
Instagramを通してメッセージを送ることができるのでInstagramでもアスベスト（石綿）に関する問い合わせをすることができるのです。
解体工事におけるアスベスト調査の注意点
アスベスト調査にはいくつかの注意点があります。事前にこれらを把握しておくことで、スムーズに対応することが可能です。
法的義務と行政手続き
2022年の法改正により、解体・改修工事を行う際には、一定規模以上の工事についてアスベストの事前調査とその結果の報告が義務づけられています。床面積が80㎡以上の解体工事や、請負金額が100万円以上の改修工事などが対象です。違反すると罰則が科される場合もあるのです。
自治体の補助制度の確認
自治体によっては、アスベスト調査費用や除去費用に対して補助金が支給される制度があります。事前に自治体の公式サイトや窓口に問い合わせて、活用できる支援があるかどうか確認しておきましょう。
工期への影響
アスベストの調査や除去は時間を要することがあります。解体工事のスケジュールに影響を及ぼす場合があるため、余裕をもった計画を立てることが重要です。
特にサンプリング調査や除去作業には数日から数週間かかるケースもあります。
まとめ
みなさま、いかがでしたでしょうか？今回はアスベスト調査の依頼方法について、解説いたしました。
アスベストは見た目だけでは判断できないため、解体工事の前に必ず専門業者による調査を行うことが大切です。正確な調査によってリスクを未然に防ぎ、法律を守って安全に工事を進めることができます。
調査の方法や費用の目安、依頼の流れをしっかり把握し、信頼できる業者と連携することで、安心して解体工事を実施できるでしょう。最近ではアスベスト（石綿）事前調査の問い合わせ方法は沢山ありますので、みなさまに合った方法で問い合わせをしてみるようにしましょう。
この記事がみなさまのお役に立てれば、幸いです。
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【保有資格】
・一級建築物石綿含有建材調査者
・石綿作業責任者
【インタビュー】
・「経営者インタビュー」（B-plus（ビープラス））
・「社長インタビュー」（株式会社ブレインズ・コミュニケーション）
・「「解体業に新たな日の出を」クレームゼロと信頼を築くサンライズの挑戦」（株式会社GENBABOXX）
【ラジオ出演】
・「Boys,be ambitious」（エフエムむさしの）
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