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解体工事に立ち会いは必要?タイミングやポイントを徹底解説

みなさん、こんにちは。神奈川県横浜市や川崎市を中心に、豊富な解体工事の実績を持つ株式会社サンライズのブログ担当です。
解体工事を行う際、「立ち会いは必要なのか?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。自宅や所有している建物を取り壊す工事は、一生のうちに何度も経験することではありません。
そのため、どのタイミングで立ち会うべきか、何を確認すればよいのかがわからないという方もいるでしょう。本記事では、解体工事における立ち合いの必要性や重要なポイントについて、詳しく解説していきます。
■この記事の対象はこんな方
建物の解体工事を検討している方
解体工事の仕事をこれから始めようとしている方
■この記事を読むことで分かること
解体工事における立ち合いの基本知識
解体工事における立ち合いのタイミングとポイント
解体工事で立ち合いができない場合の対応
目次
解体工事における立ち合いとは

解体工事における立ち合いとは、施主さまや建物の所有者が工事の過程で現場に足を運び、解体業者と共に作業内容を確認することを指します。解体工事は、単に建物を壊すだけではなく、周囲の環境や近隣住民への影響を考慮しながら慎重に進める必要があるのです。
そのため、施主さまが工事の状況を直接確認し、適切な判断を下すことが求められる場面も多いのでしょう。立ち合いにはいくつかの目的があります。
まず第一に、解体する範囲や残すべき部分を正確に確認することが挙げられます。例えば、敷地内に残しておきたい庭木や塀、埋設された給排水管などがある場合、事前に業者と打ち合わせを行い、工事開始前に指示を出すことが重要です。
解体後に「意図しない部分まで取り壊されてしまった」といったトラブルを防ぐためにも、立ち合いによる確認作業は不可欠です。また、解体工事では騒音や振動、粉じんの発生が避けられません。
近隣住民とのトラブルを未然に防ぐためにも、工事前にどのような対策を講じるのかを業者と話し合い、必要であれば施主さま自身が隣接する家に挨拶を行うといった対応をすることが望ましいでしょう。立ち合いを通じて、養生シートの設置状況や防音対策が適切に行われているかを確認することで、安心して工事を進めることができます。
さらに、解体後の廃材処理の確認も立ち合いの重要な役割のひとつです。不適切な方法で廃棄物を処理すると、法律違反に該当する可能性があり、施主さま側にも責任が及ぶことがあります。
そのため、業者が適正に産業廃棄物を処理しているか、報告書や写真などを通じて確認することが望まれます。このように、解体工事の立ち合いは単なる形式的なものではなく、工事の進行を円滑にし、不要なトラブルを避けるために欠かせないプロセスなのです。
解体工事における立ち合いのタイミング

解体工事における立ち合いは、主に以下の3つのタイミングで行うのが一般的です。
解体工事開始前
解体工事が始まる前に、見積などの段階で境界部分の確認やそれに伴う撤去範囲の決定、注意箇所の説明、近隣の事情、など可能な限り情報と併せて現場をみます。この解体工事前の立会いが疎かだと、認識の相違やトラブルの原因になるのです。
また、解体工事が決まった際にも、事前に解体業者と最終的な打ち合わせを行います。この段階でも、解体する範囲や残すべき部分の確認、近隣住民への配慮、工事日程の最終調整などを確認するのです。
このタイミングでの立ち合いは解体する範囲を図面や口頭で確認することで、誤解によるトラブルを防ぐことができます。また、見積もりの内容を再確認し、追加費用の発生リスクについても事前に話し合うことが大切です。
解体工事中
工事が進行する中で、施主さまが現場を訪れ、作業状況を確認することも重要です。解体作業が計画通りに進んでいるか、不必要な部分まで壊されていないかをチェックすることで、予期せぬ問題を防ぐことができます。
特に、近隣への影響が大きい作業(重機の使用や粉じんの発生を伴う工程)が行われる際には、安全対策や騒音・振動対策が適切に講じられているかを確認すると良いでしょう。また、地中から埋設物が出てきてしまったり、イレギュラーな状況が発生した場合も、実際に施主さまがその目で見てもらうことで今後の工事の方向性を一緒に決めていくことができます。
解体工事完了後
解体工事が完了した後は、現場の状況を業者とともに確認することが不可欠です。解体工事が終わり、担当者と現場を確認し依頼通り工事が完了しているか、地中に障害物がないか、整地は綺麗にできているかを確認します。
更地の状態が契約通りになっているか、不要な廃材が残されていないか、地面の整地が適切に行われているかなどをチェックしましょう。また、近隣住民から苦情やクレームが発生していないかも確認し、必要に応じてフォローを行うことが大切です。
施主さまが直接現場を確認できない場合は、業者に写真を撮影してもらい、状況を共有してもらうと良いでしょう。このように、解体工事における立ち合いのタイミングを適切に押さえることで、トラブルの発生を防ぎ、スムーズに工事を進めることができます。
解体工事における立ち合いのポイント

解体工事における立ち合いは、単なる形式的なものではなく、工事の進行を順調に進め、トラブルを防ぐために非常に重要な役割を果たします。この項では、立ち合いを行うタイミングごとに確認すべきポイントを詳しく解説するので、参考にしてみてください。
解体工事開始前における立ち合いの際のポイント
まず、解体工事が始まる前の現場の下見や打ち合わせ段階で確認するべきポイントは、解体する範囲と残す部分の確認です。施主さまは、図面をもとに、実際の現場と照らし合わせながら、壊すべき部分とそのまま残すべき部分を明確にしておく必要があります。
たとえば、庭木や塀、地下に埋設された配管など、解体しない部分については事前に業者と確認し、指示を出しておくことが大切です。これにより、誤って解体してしまうリスクを回避できます。
さらに、近隣住民への配慮も大事な確認事項です。工事中の騒音や振動、粉じんの問題を事前にどのように対応するかを確認し、必要であれば近隣住民への挨拶を行うことを業者と調整します。
また、見積もりに関しても再確認し、追加料金の発生がないか、見積もり通りの内容かを確認しておくことが必要です。併せて、解体業者の顔が見れることで、今後の対応や近隣への配慮をしっかりしてくれるような業者なのか確認ができるタイミングでもあるので、しっかり見極めると良いでしょう。
工前の現場の状況を解体業者と一緒に確認することで、共通認識や工事前の疑問点の解消を行うよう意識してください。
解体工事中の立ち合いにおけるポイント
工事が進行している際には、進捗状況をチェックすることが重要です。特に、解体作業が計画通りに進んでいるか、また不必要な部分が壊されていないかを確認しましょう。
重機の使用や粉じんの発生が予想される工程が進む際には、安全対策や騒音対策が適切に講じられているかを確認することが必要です。さらに、作業員が適切に養生シートや防音設備を設置しているか、近隣住民から苦情が出ていないかをチェックすることも大切になります。
これらの確認を行うことで、近隣とのトラブルを未然に防ぎ、工事が円滑に進むように管理できるでしょう。また、地中から埋設物が出てきてしまった場合、埋設物を撤去処分するために作業日数と処分費用がどうしてもかかってきてしまいます。
どんな埋設物がどのくらい出てきているか、ある程度の追加費用の想定ができるので、この点も注意して観察すると良いでしょう。
解体工事完了後の立ち合いにおけるポイント
解体工事が完了した後には、最終的なチェックを行う必要があります。まず、予定通りに更地が整地されているかを確認しましょう。
契約時に指定した土地の状態に問題がないか、不要な廃材が残っていないかをしっかりと確認します。さらに、業者からの作業完了報告や写真を確認し、報告書がきちんと整っていることも確認しておくと良いでしょう。
また、近隣住民との関係を良好に保つためにも、工事後に何か問題が発生していないか確認しておくことも大切です。特に、近隣住民からの苦情やクレームが発生していないかを把握し、必要であれば迅速に対応することが求められます。
これらのポイントを適切に確認することで、解体工事をスムーズに進めることができますし、トラブルを未然に防ぐことができます。立ち合いを通じて、施主さま自身が積極的に工事の進行状況を把握し、問題があれば早期に対応することが非常に重要です。
株式会社サンライズでは、現場完了前に必ず3ヶ所〜5ヶ所程度(敷地の大きさによって変わる)を、1.5m〜2mほど掘削して地中に何もないか確認のためのテストを行います。立会いでの試掘作業も可能ですので、是非お任せください。
解体工事における立会いが難しい場合の対応法

解体工事において、施主さまがどうしても立ち合いができない場合でも、工事がスムーズに進行できるように対応する方法があります。以下の対応策を検討することで、立ち合いができない場合でも安心して工事を進められるでしょう。
事前に詳細な打ち合わせを行う
施主さまが立ち会えない場合でも、事前に解体業者と十分な打ち合わせを行うことが重要です。解体範囲や残しておきたい部分、作業の進行方法について詳細に確認し、書面や図面で明確に指示を出しておきましょう。
また、近隣住民への配慮についても、業者に確認しておくことが大切です。これにより、施主さまが不在でも業者が適切に対応できるようになります。
代理人を立てる
施主さまが立ち会えない場合、代理人を立てる方法もあります。信頼できる家族や友人、または専門の立会業者に代理をお願いすることで、施主さまの意向をしっかり反映させることができます。代理人は、解体作業の進行状況や業者との連絡を密に行い、施主さまに報告をする役割です。
みなさまの状況を理解している信頼の置ける方に、お願いをしましょう。
進捗報告を受ける
立ち合いができない場合でも、解体業者から定期的に進捗報告を受けることが可能です。写真や動画を使って作業内容を確認できるようにしてもらうことも一つの方法になります。
これにより、施主さまは現場に足を運べなくても、作業が適切に進行しているかを確認できます。このような方法を活用することで、立ち合いができなくても安心して解体工事を進めることができるでしょう。
まとめ

みなさま、いかがでしたでしょう?この記事では、解体工事における立ち合いについて解説させていただきました。
解体工事の現場に足を運ぶことが可能な範囲にお住まいの方々は、本記事で解説した3つのタイミングで立会いにお越しいただくことを推奨します。弊社に解体工事をお任せいただいた施工主さまにおきましては、もし、地中から地中埋設物等が出てきた場合の立ち会いはお願いしております。
理由としては、施主さまの目でどのような埋設物がどのくらい出ているのかを確認していただくと、追加費用がかかることも納得してお支払いいただけるからです。地中埋設物は予期するのが難しく、弊社としても心苦しいですが、どうしても追加のご請求になってしまいます。
施工さまと解体業者双方で納得ができる、気持ちの良い解体工事を行うためにも立ち合いは重要です。お時間を取ってしまうかもしれませんが、お立会いの時間は工事内容の認識の擦り合わせから工事の方向性を決定するとても大切な時間になります。
なかにはどうしても立ち会いのための時間を取ることができない方や、遠方にお住まいの方で物理的に立ち会えない方もいらっしゃいます。
弊社では、そのような方々のために写真をたくさん撮っておりますので、最後に完了報告書とともに郵送することも可能です。また仲介の不動産業者にもしっかりと内容と写真を連携しますので、のでご安心ください。
みなさまにとって、この記事がお役に立てれば幸いです。
神奈川県横浜市や川崎市、都内で解体工事を検討されている方は是非、弊社サンライズにご相談ください。弊社は全社員が近隣への丁寧なご挨拶や安心・安全を第一とした施工管理を徹底しており、「クレームのない解体業者」としてご評価をいただいております。
神奈川県横浜市と川崎市・東京都を中心に累計2,535件以上の家屋解体・解体工事の実績があります。周辺住民の方々にも気配りを忘れません。
一生に1回するかどうかの解体工事について、お悩みやご不安を抱えられている方々もいらっしゃるかと思います。株式会社サンライズはお客様に寄り添い、全力でサポートさせていただきます。
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